感染症に関するトピックス

「日本性感染症学会第36回学術大会』に参加しました。
今年のテーマは「性感染症から人々を守るために』。
まさにその熱い想いの下、日頃から医療現場で性感染症に対峙している医療関係者が全国から一堂に会し、性感染症に関する様々なセミナーが開催されました。

 

日本性感染症学会の年に一度の大イベント、学術大会が開催されました。弊社からは学会員2名が参加しました。
大流行が社会問題となっている梅毒をはじめ、HIV、淋菌、クラミジアなどはもとより、エムポックス （サル痘）に関する発表も大変勉強になりました。

 

梅毒については、現在の流行についてはもちろん、顕在化しつつある先天梅毒の問題がクローズアップされていました。
お腹の赤ちゃんが母体から感染する先天梅毒では、死産、早産、新生児死亡などの他、重篤な先天異常を生じることがあります。
特に女性では20代前半が圧倒的に罹患者の多い傾向となっていて、妊娠出産を考慮すると先天梅毒の増加が憂慮に堪えません。

 

性感染症専門医を中心とした医療チームが「性感染症から人々を守るために』という情熱をもって、日々、医療現場で戦っています。
そして実際に医療に携わる方々だけなく、保健所などに勤務する保健政策を担う方々の意識の高さも際立っています。
様々な角度から性感染症に携わる方々それぞれが『性感染症から人々を守る』という想いを新たにしたことと思います。
我々、登録衛生検査所もその一翼を担っていると自負しております。
今後もご利用者様を性感染症から守るために、切産琢磨してまいる所存でございます。