感染症に関するトピックス

日本性感染症学会 第37回学術大会が11月30日、12月1日に沖縄県宜野湾市で開催され参加しました。性感染症について様々な発表があったなか、話題の中心はマイコプラズマ・ジェニタリウム感染症と梅毒でした。マイコプラズマ・ジェニタリウム感染症はあまり聞きなれない疾患かもしれませんが、とても注目を集めている性感染症の一つです。マイコプラズマ・ジェニタリウム感染は、男性では尿道炎、女性では子宮頸管炎を引き起こしますが、なぜ注目を集めているのかについては、薬剤耐性を持つため抗菌薬が効きにくく、また、ようやく最近になって保険診療で検査が行われるようになり…

第98回日本感染症学会学術講演会が6月27日から29日に神戸市で開催され参加しました。   感染症に関する様々な発表や講演が行われるなか、弊社の郵送検査サービスと関りの深い性感染症分野についても講演があり聴講しました。その内容はHIV感染症、梅毒、マイコプラズマ感染症、エムポックス、HPV ワクチンなどについてであり、日本性感染症学会の理事長である高橋 聡先生のご講演では梅毒についてお話をされていました。梅毒は現在、急増している性感染症であり、高橋先生は梅毒の最大の問題点は母子感染することであると言われていました。妊婦が梅毒に感…

「日本性感染症学会第36回学術大会』に参加しました。 今年のテーマは「性感染症から人々を守るために』。 まさにその熱い想いの下、日頃から医療現場で性感染症に対峙している医療関係者が全国から一堂に会し、性感染症に関する様々なセミナーが開催されました。   日本性感染症学会の年に一度の大イベント、学術大会が開催されました。弊社からは学会員2名が参加しました。 大流行が社会問題となっている梅毒をはじめ、HIV、淋菌、クラミジアなどはもとより、エムポックス （サル痘）に関する発表も大変勉強になりました。   梅毒につ…

全数把握疾患のうち、性病検査に関する報告数をお知らせいたします。 2022年21週(05月23日～05月29日) 梅毒　149人　※01月03日～05月29日までの累計は4201人

全数把握疾患のうち、性病検査に関する報告数をお知らせいたします。 2022年20週(05月16日～05月22日) 梅毒　152人　※01月03日～05月22日までの累計は3926人…

4月定点当たりの性病に関する報告数【国立感染症研究所 感染症週報】   ４月の性器クラミジア感染症の定点当たり報告数は、男性1.21、女性1.18、全体として2.39でした。この数値は過去10年間の同時期と比較して男女ともにかなり高い水準にあります。   クラミジア感染症についてはこちらから     ４月の性器クラミジア感染症の定点当たり報告数は、男性0.62、女性0.18、全体として0.81でした。過去10年間の同月と比較すると男性はやや高い水準、女性はかなり高い水準にあります。   淋菌感染症についてはこちらから…

6月1日から7日は「HIV検査普及週間」です。 厚生労働省は毎年6月1日から6月7日までの1週間を「ＨＩＶ検査普及週間」と定め、普及啓発活動を実施しています。インターネットを通じた検査情報等の提供に加え、今年は『レッドリボンライブ2020、うちで学ぼう♪ 動画で学ぼう♪ ＨＩＶ／エイズ！』という内容の普及啓発動画を配信します。 治療薬の進歩により、ＨＩＶに感染してもきちんと服薬すれば、エイズの発症を抑えるだけでなく、感染前と同等の生活を送ることが期待できるようになってきてるにもかかわらず、初回診断時に既にエイズを発症している症例が相当数存…

全数把握疾患のうち、性病検査に関する報告数をお知らせいたします。 2022年19週(05月09日～05月15日) 梅毒　141人　※01月03日～05月15日までの累計は3630人 『厚生労働省ホームページ』 梅毒に関するページはこちら …

全数把握疾患のうち、性病検査に関する報告数をお知らせいたします。 2022年18週(05月02日～05月08日) 梅毒　72人　※01月03日～05月08日までの累計は3339人 『厚生労働省ホームページ』 梅毒に関するページはこちら …

全数把握疾患のうち、性病検査に関する報告数をお知らせいたします。 2022年17週(04月25日～05月01日) 梅毒　110人　※01月03日～05月01日までの累計は3213人 『厚生労働省ホームページ』 梅毒に関するページはこちら …

全数把握疾患のうち、性病検査に関する報告数をお知らせいたします。 2022年16週(04月18日～04月24日) 梅毒　128人　※01月03日～04月24日までの累計は3027人 『厚生労働省ホームページ』 梅毒に関するページはこちら …

3月定点当たりの性病に関する報告数【国立感染症研究所 感染症週報】 1〜3月の性器クラミジア感染症の定点当たり報告数は、10〜12月の定点当たり報告数と比べて、男性では減少し、女性では大きな変化は認められませんでした。3月の定点当たり報告数は過去5年間の同時期と比較すると、男女ともにやや多い傾向でした。年齢群のピークは男女ともに20〜24歳となっており、また、男女ともに10〜14歳の報告を認めました。15〜29歳の若年者での動向はここ数年男女ともに増加傾向となっています。 クラミジア感染症についてはこちらから 1〜3月の…