第98回日本感染症学会学術講演会(2024年6月27~29日)
第98回日本感染症学会学術講演会が6月27日から29日に神戸市で開催され参加しました。
感染症に関する様々な発表や講演が行われるなか、弊社の郵送検査サービスと関りの深い性感染症分野についても講演があり聴講しました。その内容はHIV感染症、梅毒、マイコプラズマ感染症、エムポックス、HPV ワクチンなどについてであり、日本性感染症学会の理事長である高橋 聡先生のご講演では梅毒についてお話をされていました。梅毒は現在、急増している性感染症であり、高橋先生は梅毒の最大の問題点は母子感染することであると言われていました。妊婦が梅毒に感染すると、胎盤を通じて赤ちゃんにも感染し、先天梅毒と呼ばれ、死産や早産、新生児死亡、先天異常などが起こることがあります。梅毒の治療や予防は、第一にこの先天梅毒を防ぐことを目的としています。梅毒感染の不安があったり、感染リスクが高い行為があった際には検査を行い、感染していた場合にはしっかりと治療を受けることが大切であるということを改めて認識しました。
弊社の郵送検査キットでも簡便に梅毒検査を受けられます。赤ちゃんの先天梅毒のリスクを減らすためにも男性も女性も、ともに検査を受けることが大切です。
私たちは今回学んだことを活かし、より良いサービスをご提供することでみなさまに還元してまいります。そして、社員一同、今後もよりいっそう研鑽を積んでまいります。
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