2021年9月28日 国立感染症研究所 感染症週報 注目すべき感染症として『直近の新型コロナウイルス感染症の状況』が報告されました。
2019年12月、中国武漢市において確認された新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は同年3月11日にはパンデミック(世界的な大流行)の状態にあると発表されました。そして2021年9月17日15時現在、全世界で227,019,077例の感染、4,669,912人が死亡しています。国内では、検査陽性者数1,663,024例、死亡者数17,030例(2021年9月17日0時現在)と報告されています。
週間のデータでは2021年第25週(6月下旬)~第33週(8月中旬)は新規陽性者数と検査陽性率がともに継続して増加傾向でしたが、第34週(8月下旬)以降、新規陽性者数と検査陽性率がともに減少に転じています。
入院患者数は第27週(7月上旬)から第34週(8月下旬)まで増加傾向でしたが、その後、減少に転じています。重症者数は若干遅れた軌跡をたどり、第29週(7月中旬)から継続して増加傾向でしたが、9月に入ってから前日より減少する日もみられ、9月9日以降継続して減少しています。
引き続き、密集場所、密接場面、密閉空間を避け、マスクの適切な使用(乳幼児を除く)、適切な換気や手指の衛生など、基本的な感染予防の励行に努めるよう呼びかけられています。
お気軽にお問い合わせください。
平日:9:00〜17:00
(土曜・日曜・祝日を除く)