性器クラミジア感染症

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自分でも気が付かないまま、
無症候の性器クラミジア感染症が隠れた大流行中!!

 

クラミジア感染症の無症候化が進行しています。

 

2013年10月~2014年4月の期間における全国の妊婦33万人を対象とした妊婦健診のクラミジア検査の大規模疫学調査の結果は、10才代妊婦の15.1%、20~24才妊婦の7.2%が陽性と、非常に多くのクラミジア感染症が一般の妊婦に無自覚のまま隠れている現実を浮き彫りにしました。

 

この調査結果をもとに専門家は、20才代、30才代の一般女性の実に32万人に性器クラミジア感染症が、症状を自覚しないまま自分でも感染に気が付かずに潜んでいるのではないかと推測しています。

 

クラミジア感染症は、症状が無いまま感染に気が付かずに放置すると、やがて不妊を生じることがあり、これは、少子化が深刻な問題となっている日本にとって、とても憂慮すべき問題です。

 

また、最近の調査成績では、妊娠の可能性がなくなりコンドームによる避妊をしなくなる世代の女性における感染率の急上昇も指摘されています。

 

無症状で自分の感染に気が付かないまま、自分が感染源になってしまうことがあります。

無症候の感染者が非常に多く存在しているため、感染の拡大を食い止めるには、正しい予防適切な治療がとても大切です。感染の防止には、コンドームが有効です。また、自分が感染しているのかを確かめて、感染している場合、適切な治療によりクラミジアを死滅させることがとても重要です。

 

どんな病気

クラミジアという病原微生物による感染症です。クラミジアは、元来、眼に感染して、トラコーマ(結膜炎の一種)を引き起こす原因菌として有名でしたが、衛生環境が良くなった現在では、性行為による感染症として、眼と同質の細胞を持つ尿道子宮頚管、あるいは咽頭などに感染します。

 

国内で、また世界的にも最も感染者数の多い性感染症です。国内における妊婦健診のクラミジア検査の結果から試算された国内の感染者数は、40万人を超えるともいわれています。

 

クラミジアは症状の乏しい性感染症ですが、放置は厳禁です。クラミジア感染者は性感染症に感染していない人と比較して5倍程度、HIVに感染しやすくなるなど、他の性感染症に感染しやすくなるといわれています。また、男性の生殖機能や女性の妊娠にも重大な影響を与えることがあります。

どうやって感染するの?

性行為による感染がほとんどです。性行為により性器から性器へ、またオーラルセックスにより性器から咽頭へ、または咽頭から性器へ感染します。また、アナルセックスにより、性器から直腸へ感染することもあります。

 

母体に性器クラミジア感染症があると、分娩時、産道感染により新生児結膜炎新生児肺炎を発症させることがあります。

どんな症状? 【男性】

男性では、クラミジアは主に尿道に感染して尿道炎を起こします。感染からおおよそ1~3週間で発症すると考えられていますが、自覚症状が乏しいために感染時期を明確に出来ないケースも多く、潜伏期間の特定は難しいのが現実です。感染が進むと、クラミジアは尿道から精子の通り道を経由して、精子の成熟の場である精巣上体に感染して精巣上体炎を起こします。

男性尿道炎
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発 症 感染後おおよそ1~3週間ほどで発症
比較的緩やかに発症
症 状 無症状の場合もあり、あっても軽度の症例が多い
排尿時の軽い痛み、尿道の軽いかゆみや不快感

精巣上体炎(副睾丸炎)
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発 症 クラミジア性男性尿道炎の5%程度に併発
症 状 通常は片側のみの睾丸付近の腫れと痛み(発熱を伴うこともある)
他の菌による精巣上体炎と比べて症状は軽いことが多い

どんな症状? 【女性】

女性では、多くの場合、尿道ではなく子宮頚管に感染して、子宮頚管炎を発症します。クラミジアによる子宮頚管炎は、無症状のことも多く、症状は子宮内膜周期でおこるおりものの増量程度で、 おおよそ80%の症例は無自覚だといわれています。そのため、クラミジア感染症は発見が遅れがちになりやすく、気が付かずに放置されると、クラミジアが子宮から卵管へ上行性に感染して子宮付属器炎(卵管炎卵巣炎)を起こして子宮外妊娠や不妊症の原因となることがあります。卵管からさらに、内臓が収められている腹腔内に感染が拡がると骨盤腹膜炎を起こし、さらに上腹部に感染が拡大すると肝周囲炎を発症します。

子宮頚管炎
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発 症 感染後おおよそ1~3週間ほどで発症
症 状 症状は自覚できない程度のことが多い
おりものの増量感が現れることがある

卵管炎
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発 症 子宮から卵管へとクラミジア感染が拡大して発症
症 状 卵管内腔の狭窄や受精卵の通過障害が起こる
結果として、不妊症や子宮外妊娠の原因となる

骨盤腹膜炎
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発 症 クラミジアが卵管から腹腔内に感染を拡げて発症
症 状 下腹部の痛みと発熱
後遺症 骨盤内で卵管癒着をきたし卵管の運動や卵子の取り込みが障害される

肝周囲炎
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発 症 クラミジアが腹腔内を上行して上腹部の肝臓周囲に炎症を起こす
症 状 下腹部の痛み(骨盤腹膜炎の症状)が右上腹部にまで及び定着する
突然の激しい右上腹部痛が初発症状となるケースも多い
女性の性器クラミジア感染症は、男性に比べて症状が軽度なケースが多いですが、合併症や後遺症など、きわめて複雑な問題を抱えています。

どうして子宮外妊娠や不妊の原因になるの? ※詳しくはこちらをクリック

子宮頚管には子宮頚管粘液を分泌する細胞があります。子宮頚管炎が慢性化すると、子宮頚管粘液分泌細胞が障害されて、子宮頚管粘液の分泌が悪くなります。この粘液は、排卵日付近に大量に分泌されて、精子の通過を助ける働きがあります。子宮頚管粘液の分泌不全が起こると、精子が子宮頚管を通過するのが困難になり、受精に至る確率が減少します。

卵管は、卵巣と子宮をつなぐ管で、卵巣から排卵された卵子の通り道であるとともに、受精が行われる場でもあります。卵巣から排卵された卵子は、卵管に取り込まれて卵管内で精子が到着するのを待っています。受精が行われると、受精卵が子宮に運ばれて子宮内膜に着床すれば妊娠が成立します。 卵管の内腔には線毛細胞とよばれる線毛をもつ細胞があり、この線毛の運動によって受精卵は子宮の方に向かって運ばれます。卵管へのクラミジア感染が放置されて卵管炎が慢性的に継続すると、この線毛が障害されて卵管の輸送能力が低下します。また、炎症により卵管の壁が線維化を起こすと、卵管の内腔が狭くなってしまいます。卵管には1mm程度の極めて細い部分もありますから、内腔の狭窄により受精卵の通過障害が起こります。

クラミジアがさらに上行性に感染すると、卵管からさらに内臓が収められている腹腔の中に感染が拡大します。腹腔内の感染が卵管の周囲に拡がりそこに炎症が起きると、卵管周囲が癒着して卵管の可動性が制限されて、卵巣からの卵子の取り込みが障害されたり、卵管の運動が損なわれて受精卵の輸送が障害されたりします。

これらに起因して、卵子自体が卵管に取り込まれない、あるいは受精しても子宮までたどり着かない、ということが起こり、結果的に不妊子宮外妊娠が起こりやすくなります。

クラミジア

クラミジアの感染の有無を知るには?

クラミジア感染症は、自覚症状に乏しいことが非常に多いですから、感染の有無を確認するには検査が必要です。また、男性では、排尿時の軽い痛みや尿道の不快感など、女性では、おりものの増量感などがみられることがありますが、どれも性器クラミジア感染症に特徴的な症状ではありません。自覚症状がある場合にも、尿道炎または子宮頚管炎に対する治療薬の選択のためには原因菌を検索する検査が必ず必要となります。

治療法

適切な抗菌薬を確実に服用することで治癒します。治療において最も重要なことは、処方された量を決められた日数、確実に服薬することです。確実な服薬が行われないと不完全治癒の可能性も少なくないので、治療後は治癒を確認することが望ましいとされています。

また、次に重要なのは、再感染を予防することです。治療する際は、パートナーのクラミジア感染について検査を行い、陽性の場合、パートナーと同時に治療することがとても大切です。クラミジアは過去に感染して治癒に至っていても、新たにクラミジアが体内に侵入すると再感染を起こします。ですから、パートナーが感染している場合、その治療が同時になされなければ、お互いに感染させあってしまう、ピンポン感染の状態に陥ります。

確実な服薬とパートナーとの同時治療が行われれば再発はないと考えられています。(ただし、異なる感染源からの再感染は起こりますので注意が必要です。)

検査方法

●核酸増幅法(遺伝子増幅法)

クラミジアそのものを検出する検査方法です。遺伝子学的検査技術を用いて検体中の遺伝子を増幅させて検出する検査方法で、感度が高いのが特徴です。PCR法、TMA法、SDA法などがあります。遺伝子の有無を調べる検査ですので、標的となるクラミジアの生死にかかわらず、遺伝子が存在すればそれを検出します。そのため、治療後の効果判定には、投薬開始から3週間程度の経過が必要です。 メディカル・コアのクラミジアと淋菌の検査は、核酸増幅法で行っています。1本の検体でクラミジアと淋菌を同時に鑑別検出ができる方法です。感度が高いのに加えて、クラミジアと淋菌に非常に高い特異性をもち、他菌種との交差反応が少ない検査方法です。

 

●血清抗体検査法

血液中の抗体を調べることにより間接的にクラミジア感染を調べる検査方法です。クラミジアに感染したときに体内で産生される血液中のクラミジアに対する抗体の有無を検査します。血清抗体検査では、過去の感染でも陽性になることや、感染部位の特定が難しいことなどから、子宮頚管へのクラミジア感染の診断には用いられないことが多いですが、上行性感染による卵管炎や腹腔内への感染など、直接検体を採取するのが困難な部位の感染を調べるには有用な検査方法の一つです。

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